入荷情報・YUKASETO×YOHEI

こんにちは。オブジェとフラワーベース専門の変わったギャラリー good is good.を運営しております。オーナーYOHEIです。自分たちでもひしひしと感じる「ニッチさ。」用途のない物(オブジェ)が9割を占める当店で、ほとんどの物は全国的に見てもあまり見かけないレアなものが多いです。

さて本日は、そんなレア物の中でも特に珍しい?かも知れない。good is good.のオーナー夫婦であり今このブログを書いておりますYOHEIと妻のYUKASETOがコラボレーションして制作した新作オブジェの入荷情報になります。

YUKASETO×YOHEI

YUKASETO(妻)が植物と真鍮のオブジェを制作しているアーティストで、僕YOHEI(夫)が下のコンクリートオブジェを制作しています。(余談ですが、後ろの絵はYOHEIが描いております。) 元々、YUKASETOが単独で制作していた、植物オブジェ【of life】をコラボする形で、制作いたしました。ガチガチのアート作品というより、インテリアの一部として棚やテーブルに気軽に飾ってくださると嬉しいです。

自然物×人工物

アスファルトの隙間から生える植物や、廃墟を覆う植物、岩の合間から顔を覗かせる植物など、一見交わることのないような性質の2つが、一緒になる時に見せる新しい表情。自然物がより力強く見え、人工物が優しいものに見える。本来、ヒトも自然界に棲む動物なので、ヒトが作る物も自然物の一部なのかも知れないなと僕たちはよく思う。この作品を通じて【自然】を感じたり【人の手】を感じたりして貰えると嬉しいです。

ヒトが作るモノとして

植物はそのままでも美しく、それに手を加えるということ。自然本来が持つ美しさを、手を加えることで壊してしまうのではないかとYUKASETOが悩んだ末に、見つけた答えは「自分のアート活動もまた植物の生存戦略の一部」そう捉える事にした。ヒトが植物を美しがったり可愛がったりする事で、植物はまた新たな土地へ子孫を残していける。そんな植物の術中に実はハマってしまっている。そう考えて制作をする。制作のスタートは植物の選定から始まり、選んだ中の【ひとつの木の実】の形に導かれて、真鍮の曲線を作っていく。真鍮を曲げる金型などはなく、その場の即興で曲線を描いています。

一方、YOHEIのオブジェは、人の手で”プロダクト的な物”を生み出すことに意味を感じている。現代は3Dプリンターなど、気軽に物を作れる機械がたくさんある。それはヒトが作るよりも速く精度も高い。ただそれで良いとしてしまうと、ヒトが作る事の意味を本当に無くしてしまう気がしている。縄文土器や、昔の青銅器、高度成長期の建物やインテリアも、どの時代でも手間と時間を掛けた物の魅力は質量が違う気がする。ちょっとした事なのかも知れないけど、画面上や機械では表現しきれない細部へのこだわりはヒトだからできることだと僕は考えています。だから時間は掛かってしまうけれど、YOHEIが作るコンクリートオブジェは一つ一つ陶芸と同じ手法の手捻りで原型を作っています。その原型を元に本番用の型を起こしています。(その際に使用した原型は壊れて無くなっていく物もあります。)

今回は普段人にはあまり話さない、制作のことなどを書かせていただきましたが、あまり深く考えずに、インテリアとして楽しんで欲しいのが僕たちが作品に込めた思いです。ひとつひとつ形が違い、同じものは一つとしてないので、出会った時のフィーリングで楽しんでいただけますと幸いです。

YUKASETO 公式Instagram
https://www.instagram.com/yukaseto_/

YOHEI 公式Instagram
https://www.instagram.com/y_o_h_e_i/

営業期間であれば、受注オーダーもお受けできますので、お気軽にご相談ください。

作品は展示期間より販売します。

■2022.9.10(sat)~9.19(mon)
・12:00-18:00
火曜日定休
ギャラリー展示・中村秀利(照明器具)
https://goodisgood.chiniasitsukeru.com/?page_id=3375
気になる方はスタッフまでお気軽にお尋ねください。

good is good. 公式Instagram
https://www.instagram.com/good.is.good.kyoto/